現在、高校に通うみなさんは、普段どのようなことを意識して英語の勉強をしていますか？
「高校英語の勉強法が分からない」
「英語の成績が伸び悩んでいる」
「英語が大の苦手」
このように感じている高校生は非常に多いことと思います。
今回は「定期テストで高得点を取りたい」「第一志望の大学に絶対に合格したい」「偏差値を大きく伸ばして逆転合格をしたい」と考えている高校生や受験生の皆さんに、筆者が英語の勉強法のコツとポイントを徹底解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
気になる項目へは、目次より移動することも可能です。
今回紹介している内容は皆さんの悩みを解決する一部にすぎず、数え切れないくらいの悩みを抱えているはずです。
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それでは早速始めていきましょう。
絶対にやって欲しいこと
単語力と熟語力の習得
英語の成績を伸ばすにあたって、絶対にやって欲しいことが単語力と熟語力になります。したがって、英単語と英熟語はしっかりと時間をかけて、取り組む必要があります。
英単語と英熟語をやっただけで成績が確実に伸びるわけではありませんが、それらの知識がないとそもそも英語を読むことができないという意味で非常に重要です。英語の成績を伸ばしたいみなさんは、英単語帳と英熟語帳を1冊ずつ手元に準備し、毎日暗記を進めていきましょう。
ここで押さえておいてほしいのは、英単語と英熟語は単語帳と熟語帳以外を使っても勉強できるという点です。
具体的には英語の長文読解になります。長文には、様々な英単語や永熟語が登場するため、分からない語句も多々出てくるはずです。この時、それをそのまま放置するのだけはやめましょう。分からない語句については、チェックをしておき、あとで確認して暗記しておくことが大切です。こういった積み重ねが数ヶ月後に大きな差となって現れてきます。
おすすめの英単語帳と英単語の勉強法についてはこちらで紹介しています。
おすすめの英熟語についてはこちらで紹介しています。
使う参考書は固定する
英語の勉強で絶対にやって欲しいことの２つ目は、使う参考書を固定することです。
よくある誤った勉強法として、すぐに参考書を変えてしまう方がいますが、これは可能な限り避けるようにして下さい。特に英単語帳、英熟語帳、英文法書などは教材によって和訳が異なっていたり、解釈に差があるケースもあります。その場合せっかく勉強をしても、理解を十分に深めることはできません。
参考書は1冊を完璧に仕上げることが最も大切です。一度使い始めたら、とことんその教材から学ぶようにしてください。周りの声や友人の声に左右されずに、自分でやろうと決めた参考書を最後まで解き続けることで、そうでない受験生に比べて効率的かつ効果的に成績を伸ばすことができます。
合わせて、使用するノートも各教科で1冊に統一できると良いでしょう。1つの教科の勉強を何冊ものノートに書いていては勉強が捗りませんし、どこまでその教科の勉強が進んでいるのかも分かりません。したがって、１つの教科に対して、1冊のノートを準備しておけるといいでしょう。おすすめのノートは次の通りです。
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分からない単語や熟語はそのままにしない
英語の勉強をする中で、必ず分からない英単語や英熟語が登場します。その時は必ずそれらを復習し、しっかりと暗記するようにしてください。
分からない知識が出てきた時、それは成績を伸ばすチャンスになります。なぜなら、それを暗記することができれば、自分の英語に関する知識量が増加するからです。逆に、分からない単語や熟語をそのまま放置していては、永久に自分の知識は増えませんから、成績を伸ばすことは難しくなります。
先程も述べたように、特に英語の長文読解では、必ず分からない単語や熟語が登場しますので、チェックしておき、あとで必ず暗記する時間を確保するようにしてください。こういった積み重ねが非常に大切になってきます。
そして、これは他の教科でも全く同じです。数学や国語(現代文・古文・漢文)でも分からない知識はそのままにせずに、十分時間を取って復習できると効果的に成績を伸ばすことが可能です。
最強の暗記法についてはこちらで紹介しています。
勉強で意識すること
脱スマホする
現代において勉強と向き合うことはスマホと向き合うことを意味します。スマホと正しく向き合えるようになるだけで、多くのライバルたちよりも効果的な勉強ができるようになると言っても過言ではありません。
スマホの使用についてですが、勉強中は手の届かない場所に保管する様にしましょう。欲を言えば、視界にも入らない場所に置けるといいでしょう。具体的には、部屋の外などが望ましいです。
勉強中に手元をスマホを置いてしまうと、どうしてもそちらが気になってしまい、スマホの使用時間は伸びてしまう傾向にあります。そうすると必然的に勉強時間は減りますから、効果的な学習はできない可能性が高くなります。
自分一人の力ではスマホの使用時間などを管理できないという場合は、自宅であれば両親に毎日決まった時間預けるなどしておけると、メリハリを持った学習ができるでしょう。勉強には十分な休息も必須ですから、スマホの使用もメリハリも持って行えるといいでしょう。
1日のスマホ時間を減らしたい方はこちらの記事をご覧ください。
毎日勉強する時間を確保する
英語の勉強をする上で意識してほしいことの２つ目は毎日必ず勉強の時間を確保するということです。「継続は力なり」という言葉の通り、継続することが英語の力を伸ばす秘訣です。
この時は「毎日英語を3時間勉強する」などと、ハードルの高い目標を設定する必要はありません。高い目標を設定してしまうと、途中で挫折する可能性が高くなり、英語の勉強自体にマイナスなイメージを持ってしまうことに繋がるからです。
具体的には「毎日30分英語を勉強する」などの、程良い目標を立てることがおすすめです。こうすることで、目標を達成しやすくなり、英語の勉強に対するモチベーションも維持しやすくなります。
1日に多くの時間勉強することより、毎日コツコツと少ない時間でも勉強を続ける方が、効果的に学習効果を得ることができます。毎日少しでもいいから英語の勉強をするという意識を持てるようにしましょう。
朝のルーティンを作る
英語の勉強で意識することの３つ目は毎朝のルーティンを作ることです。朝の時間は眠くて何もしたくないという気持ちや、何となくスマホで時間を潰してしまうという方が多いかと思います。こういったマインドや習慣をなくし、活動的に朝の時間を過ごすためにも毎朝のルーティンを作ってみるといいでしょう。
大前提、朝の時間にスマホは極力触らないようにしましょう。朝は脳が最も元気な状態ですが、そこにスマホから読み取れる膨大な知識が入ってきてしまうと、朝の脳のフレッシュさが消えてしまいます。
さらに、スマホから見られるニュース等にはマイナスなイメージを持たざるを得ないニュースも多々有りますが、こういったニュースはみなさん自身の勉強に対するモチベーションなどにも大いに影響を及ぼします。
朝のルーティンでは、ウォーキング、ストレッチ、瞑想、前日の復習、水分補給などがあります。ウォーキングとストレッチは身体を動かす目的、瞑想には心を落ち着かせる目的があります。
ウォーキングの秘訣についてはこちらで詳しく解説しています。
勉強面については、前日の復習をするといいでしょう。勉強においては、みなさんご存知かも知れませんが、復習が非常に大切です。しかし、意外と復習の時間を取れなかったり、やるのを忘れていたというケースも多いです。それをなくすためにも、朝起きたら前日の復習をするという習慣を身につけられると復習に漏れがなくなり、効果的に英語の学習を進めることができます。
水分補給も大切で、十分な水分を確保できていないと、集中力の低下や記憶力の低下を引き起こす可能性が高まります。次に紹介する水をぜひこまめに飲むようにしてください。
【おすすめのペットボトルの水】
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他にも習慣化するべきことはたくさんあります。習慣化は勉強において非常に重要です。習慣化を自分のものにする秘訣をこちらで紹介しています。
予習は可能な限りしておく
英語の学習を効率的に進め、成績を伸ばすために、予習は大切なポイントになります。予習については、さまざまな意見があります。したがって、予習を行うか否かはみなさん自身で判断していただきたいですが、予習を行うことで学校の勉強等の理解度が向上することは間違いありません。
私の友人である慶應大生に一度予習について聞いてみたことがあります。すると、その友人はこう答えました。
「予習は時間があるならした方がいいよ」
それに対して理由を聞くと、さらに友人はこう答えました。
「予習をすることで授業が2周目の学習になり、理解が深まる」
私はこれを聞き、非常に納得したことを今でも覚えています。
授業で聞くことが、全て初めての内容だと、どうしても先生の話に追いついていくのに精一杯になってしまいますよね。しかしながら、予習をしておければ、先生の話で重要なところを聞き逃さず、効果的に授業を受けることができます。本記事を読んだみなさんの中に、もし予習の時間を取れるという方がいたら少しの時間でもいいので予習できるといいでしょう。
五感を使って学ぶ
英語の学習でぜひ覚えておいてほしいことは、五感を使って勉強をすることで、効率的に英語の学力を伸ばすことができるということです。具体的には、読むだけでなく、聞いたり、声に出したりするということです。
みなさんがなぜ日本語を流暢に話せるかといったら、それはみなさんが毎日日本語を書いたり、話したり、聞いたりしているからです。五感を使って日本語を扱ってきたからこそ、日本語を話せるということですね。
英語もこの意識で勉強をすることが大切になってきます。具体的には、ただ英語を読むだけではなく、音声がある場合はその音声を繰り返し聞くことも非常に大切です。また、特に実践してほしいこととして、「音読」が挙げられます。実際に読んだ長文や教科書を声に出して読むことで理解も深まりますし、文章を前から読むことができるため「速読力向上」にも繋がります。英語に慣れるために、毎日音読の時間を取れるといいでしょう。
定期テスト対策の仕方
傾向に沿った学習をする
定期テストの対策としては、テスト範囲を総合的にカバーすることがもちろん大切なのですが、傾向をおさえながら勉強を進めることが効率的なテスト勉強においては重要になってきます。
具体的には、学校配布のワークから多くの問題が出る場合はそのワークを時間を割くべきです。
また、英単語や英熟語などの暗記系の内容が多く問われる場合にはその内容を徹底的に暗記していくことが効率的に定期テスト対策を進めるうえで重要です。これは受験でも言えることですが、まずは「相手を知る」という意識が大切ということですね。
せっかく勉強を頑張るのであれば、何も考えずにひたすら勉強をするよりも、頭を使い、優先順位をつけて勉強を進められるといいでしょう。
暗記すべきものを確実に暗記する
定期テスト対策において、テスト範囲内の暗記系の内容は確実に暗記しておくようにしましょう。例えば、英単語や英熟語、英文法、英語例文などです。
定期テストの勉強を効率的に進めるためには、確実に取れるところは取るという意識が大切です。したがって、暗記しておけば点数に直結してくる分野についてはなるべく漏れなく暗記できるといいでしょう。
テスト2週間前から対策を始める
定期テストの対策としてぜひやってほしいことが早めに対策を始めるということです。直前になって焦ることはすべきではありませんし、一夜漬けはもってのほかです。テストは乗り越えられるかもしれませんが、一夜漬けで学んだことはすぐに忘れてしまいます。つまり、意味のない学びになってしまうということです。せっかく定期テストの対策をするのであれば、今後につながるような勉強をできるといいでしょう。
勉強を始める期間としては、2週間前である必要はありません。3週間前や1ヶ月前から勉強を始めることができれば、さらに勉強時間を確保することができますよね。大切なのは十分に対策ができる時間を取るということです。
早めに勉強を始めることで、何度も繰り返し学ぶことができます。結果として、記憶も強固なものとなります。受験などを見据えても、直前に詰め込む勉強法よりもコツコツと早いうちから対策をすることの方がメリットは遥かに大きいと言えます。
受験対策の仕方
赤本で傾向を掴む
受験対策としてまずやってほしいのが、過去問演習です。大学受験の場合は、赤本や青本を使っていくことになるかと思います。ここを飛ばしてしまっては、効果的かつ効率的な学習を実現することは難しいと言えます。したがって、過去問演習は必ず行うようにしてください。
受験は一般的に毎年冬に行われます。つまり、期限が決まっているということです。ここまでにどれだけ実力を高められるかで合否が決まってきます。つまり、がむしゃらに勉強するのでは、効率よく勉強を進めるライバルには勝てないということです。受験でライバルに勝ち、第一志望の学校に合格するためにも、効率に意識を向けられるといいでしょう。
そして、効率を考えた時にまずやるべきなのが過去問演習です。高校や大学によって、出題される問題の傾向は大きく異なります。文法やアクセントが多く問われているのか、長文読解が多くの問われているのかで勉強内容は大きく異なりますよね。
赤本を解き、その志望校の出題傾向を掴みましょう。そして、その傾向をもとに、何を優先的に勉強すべきなのかを整理しておきましょう。他科目との配点の比率や、出題分野、問題数、難易度など確認すべきことは多岐に渡ります。しかし、これらを正確に把握できれば、みなさんの勉強の効率も大きく上がりますので、しっかりと取り組むようにしてください。
赤本の使い方についてはこちらで解説しています。
継続を最も意識する
受験勉強では、継続することを大切にしましょう。受験は長期戦です。少しの期間過度に頑張りすぎてしまい、すぐにガス欠を起こしてしまい、勉強が捗らなくなってしまっては本末転倒です。
長期的に勉強していくことを見据え、適切な勉強量をキープしていきましょう。そして、受験には体力も必要になります。食事習慣や睡眠習慣、さらには運動習慣も受験勉強の一部であると考えて、気をつけて生活を送りましょう。
この言葉は勉強においても、非常に大切な考え方です。継続力が問われていると言ってもいいかもしれません。焦らずコツコツと勉強に取り組みましょう。
継続力についてはこちらで詳しく解説しています。
最後に
みなさん、いかがだったでしょうか。今回は、英語の勉強法について解説をしてきました。今回紹介した内容は、中学生、高校生、そして浪人生の全員に参考にしていただくことができます。全てをいきなり実践することは難しいかもしれません。一つずつ取り入れられそうなものから取り入れていけるといいでしょう。
「第一志望校に合格したい」「受験で逆転合格をしたい」「定期テストで高得点を取りたい」このように考えているみなさんはぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
英語の各分野の勉強法については別の投稿で詳しく紹介しています。
とはいっても、今回紹介したのはみなさんが抱えている悩みのひとつの解決にすぎません。
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みなさんが正しく努力を積み重ね、目標を達成してくれることを心より願っております。頑張ってください！本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。木村の勉強革命でした！
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