みなさん、こんにちは!木村の勉強革命です。
・大学受験で偏差値が伸びるか不安
・第一志望の大学に逆転合格をしたい
・1年で成績を上げる秘訣を知りたい
このような悩みを解決する記事になっています。
今回紹介している内容は皆さんの悩みを解決する一部にすぎず、数え切れないくらいの悩みを抱えているはずです。
筆者が運営する木村学院では、本気の生徒様を募集しています。
木村学院の最大の特徴は完全オーダーメイドコーチング×オンライン学習です。
無料相談、無料体験授業も行っていますので、お気軽にお問い合わせください!
また、木村学院の公式LINEでは直接相談が可能です。
それでは早速記事を始めていきましょう。気になる項目へは目次より簡単に移動することができます。
はじめに
本記事を見ている受験生の中にはまだ志望校の合格レベルに達しておらず、半年や1年で大きく偏差値を伸ばしたいと考えている方も多くいると思います。そのためにもみなさんに、絶対に覚えておいてほしいことがあります。それは
がむしゃらに勉強しても偏差値は上がりにくい
ということです。
たとえ上がったとしても、先を見据えて効率的に勉強している受験生には勝つことが難しいでしょう。受験生は、勉強を始める前に受験に臨む準備をしておく必要があります。そして受験生が最初にやっておくべき準備は
成績が伸びる勉強法と生活習慣を正しく学ぶこと
です。
本記事では第一志望合格や逆転合格を目指す受験生に、伸びる受験生と伸びない受験生の違いを徹底解説していきます。伸びる受験生の特徴を実践していきながら、伸びない受験生の特徴に当てはまっている場合は勉強習慣や生活習慣を見直していけるようにしましょう。
「伸びる高3」と「伸びない高3」の違い①
受験生にとって最も大切なのが、基礎力と言えるでしょう。
理由は、合否のおよそ8割が基礎力で決まっていると言われているからです。
成績を伸ばしたいと思ったときに、難しい問題を解けるようにしようと考える受験生は非常に多いです。しかしながら、入試で出題される応用問題は多くの受験生が解くことができず、合否には関係しないのが事実です。受験本番では、だれもが解けると思われる基礎問題を完璧に解くことが重要と言えます。
さらに、基礎問題が完璧に習得できていない受験生が応用問題を解いてもそれを自分の力にすることは難しいでしょう。そういった意味でも、受験生は基礎を徹底することを意識してください。
受験本番が近づくと、周りの友達が難しそうな問題集を解いていて焦ることもあると思います。新しい参考書に手を出そうかと考える人も出てくるでしょう。しかし、そこをグッと耐え、自分がやるべき基礎問題を徹底して学習していけるかが合否を分けます。応用問題という誘惑に負けずに基礎を徹底することも、受験生の実力と言えるのです。
伸びる受験生と伸びない受験生の違いはたったのこれだけです。最後まで基礎を徹底できれば合格に近づき、基礎を途中でやめてしまえば不合格に近づきます。これを見たみなさんは、基礎がいかに大切であるかを理解しながら受験勉強に励んでほしいと思います。
今は結果が出ていなくても大丈夫です。やるべき勉強を続けていれば、一気に成績が伸びる時が必ず来ます。
「伸びる高3」と「伸びない高3」の違い②
睡眠は受験生にとって非常に大切です。なぜなら睡眠には大きくわけて2つの大切な役割があるからです。
その役割とは次の2つです。
①心身の回復
睡眠には心と身体のコンディションを健康に保つ働きがあります。
受験生活は心身共に非常に疲弊する機会が非常に多いです。それにも関わらず、睡眠時間が不足していた場合、ベストなコンディションで勉強をすることはできるでしょうか。おそらくできないでしょう。
集中力が低下するため勉強には集中できず、記憶力も低下するためせっかく勉強したことも頭に入ることなく忘れてしまうことになります。さらに睡眠が不足することでメンタル的に非常に不安定になることが予想されます。
受験は体力と精神力の勝負でもあります。どちらかがかけていても、最高の結果は出せないでしょう。そのためにも睡眠は非常に重要であると言えますね。
②記憶の定着
睡眠には記憶を定着させる役割もあります。
そして記憶の定着には、十分な睡眠時間が必須となります。特に意識してほしいのが、まとまった睡眠時間を確保するということです。夜に4時間寝て、昼間2時間寝るという生活習慣は可能な限り避けてください。
理由は、学んだことを脳にインプットして整理するには、まとまった睡眠時間が必要だからです。1度の睡眠時間が短いと、インプットはできても知識の整理ができない状況になります。脳がこの状態になると、知識の整理ができていないため、次にその知識を使う時にアウトプットできないということが起きます。つまり、入試本番で全く使えないということです。
最低6時間のまとまった睡眠時間を確保することで、その日の知識をインプットし、さらにはアウトプットする準備も整うというわけです。
睡眠がどれだけ重要か分かっていただけましたか?
睡眠なくして成績アップは見込めません。睡眠時間を削って勉強を頑張ろうとしている受験生はその努力が無駄になる可能性もあります。どんなに勉強をしたくても、成績を上げたくても、睡眠時間だけは最低6時間確保するようにしましょう。
睡眠の重要性を疎かにしている受験生は非常に多いです。逆を言えば、睡眠を大切にするだけで勉強の質が自然と向上し、ライバル達に差をつけることができます。勉強時間を増やしたい受験生は睡眠時間を削る前に、食事や入浴、スマホを触る時間などを削ることを考えるべきです。睡眠の重要性、しっかりと覚えておいてくださいね。
「伸びる高3」と「伸びない高3」の違い③
受験生活では1日にどれくらいの勉強をするかも大切ですが、1度の勉強をどのくらい続けるかも非常に大切です。
1度の勉強時間に関する研究として、東京大学の池谷裕二教授による非常に興味深い研究があります。英単語を学習した中学生のテスト結果について、「15分×3回」の勉強をしたグループAが「60分×1回」のグループBより良い成績を示したのです。グループAは勉強時間が15分短いのにも関わらず、より良い成績が得られたのは非常に驚くべきことだと言えます。
この研究から分かることは、人は長い時間一気に勉強しても集中力が維持できないということです。これまで受験では長い時間椅子に座り、勉強に取り組むことが良いことであるとされてきましたが、効率を考えると逆効果だということですね。
池谷裕二教授によると、勉強時間が40分を超えたあたりで集中力が大きく低下することが分かったそうです。したがって、30~40分を1セットとして受験勉強に取り組むと最も効率よく勉強できるでしょう。長い時間一気に勉強をするのではなく、こまめに休憩をすることで集中力を高く維持できるので成績や偏差値も大きく伸ばすことが可能になります。
「伸びる高3」と「伸びない高3」の違い④
受験生にとって寝る前の1時間の使い方は非常に大切です。勉強の質や睡眠の質を左右するからです。寝る前の1時間はたったの1時間かもしれませんが、半年や1年間繰り返すと非常に大きな差となります。本記事を見たみなさんには、寝る前の時間の使い方を大切にして欲しいと思います。
寝る前におすすめなのは、暗記系の勉強です。寝る前は最も暗記がしやすい時間帯と言われているからです。記憶は寝ている間に定着します。その直前に暗記しておければ、自然と記憶として定着しやすくなるということです。
逆に、スマホやゲームはできる限り避けましょう。スマホなどから発せられるブルーライトが睡眠に悪影響を及ぼすからです。ブルーライトを浴びることで、脳が活性化します。これにより、深い睡眠ができなくなるため、睡眠の質が著しく低下します。結果として、その日の学習内容が定着しないのみではなく、翌日も十分な集中力を発揮することができません。
寝る前の1時間をどのように過ごすかは、長い受験生活を考えると大きな差となって現れます。成績を伸ばしたい受験生や逆転合格を狙う受験生はこの1時間は無駄にしてはいけません。
「伸びる高3」と「伸びない高3」の違い⑤
アウトプットとインプットのどちらを大切にするかは、効率的に成績を伸ばす上で非常に大切です。結論から言うと、
アウトプットを大切にして下さい。
理由は入試本番で問われるのはアウトプットする能力だからです。
さらに、アウトプットせずに記憶は定着しません。1度インプットしたことはいずれ忘れてしまいます。しかし、インプットした後、繰り返しアウトプットをすることで記憶は強固に定着します。受験生は多くの知識を覚えようとするあまり、インプットに意識が集中しがちです。
1度時間をかけて学んだ内容は、いかにアウトプットするかが大切です。日々の勉強ではアウトプットを繰り返すことを意識して勉強しましょう。
そうはいっても、インプットも大切な時間です。効率の良い暗記法について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
最後に
みなさん、いかがだったでしょうか。成績が伸びやすい受験生と伸びにくい受験生の特徴を理解していただけましたか?
本記事を見たみなさんには、ぜひ成績が伸びる受験生の行動を実践してほしいと思います。
受験生の中では、夏休みの過ごし方が分からないという方もいると思います。木村の勉強革命では夏休みの過ごし方についても詳しく解説しています。
志望校合格に向けて努力することは非常に大切ですが、正しい努力をすることはもっと大切です。正しい努力を積み重ねることができれば、ライバルに大きな差をつけることができ、合格に大きく近づくはずです。みなさんの成績アップを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。木村の勉強革命でした!
参考文献
集中力の維持と長期的な学習効果に繋がる方法 朝日新聞
http://www.asahi.com/ad/15minutes/sp/article_02.html
コメント