「勉強が苦手で嫌い」「勉強のやり方が分からない」
このような気持ちを持ちながらも、「成績を伸ばしたい」「逆転合格をして志望校合格を掴み取りたい」と考えている中高生や受験生は多いかと思います。
今回はこのような勉強に苦手意識を抱えていたり、勉強をこれまでしたことがなく勉強の方法が分からないという受験生や中高生に向けて、勉強が苦手な人がどういった点を気を付けて勉強していくべきなのかを紹介したいと思います。
今回紹介する10個のコツを実践することで、勉強が苦手な人や勉強の仕方がこれまで分からなかった人も効率的に勉強の習慣を身に付け、成績を伸ばしていくことが可能です。しっかりと最後まで読み、みなさん自身の習慣に落とし込んでいってほしいと思います。
今回紹介する勉強法は、たった半年で偏差値を30以上伸ばした現役慶應生の筆者も実際に取り組んでいた方法になります。今回出てくる勉強法は1つ実践するだけでも今後の学習をいい方向に導いてくれること間違いなしです。
今回紹介している内容は皆さんの悩みを解決する一部にすぎず、数え切れないくらいの悩みを抱えているはずです。
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それでは早速本文を始めていきます。気になる部分へは、目次から飛ぶことができます。
勉強が苦手な人がやりがちな間違った勉強法5選
定期テストや学校の宿題を疎かにする
勉強が苦手な人や、勉強を本気でやり始めたばかりの人がやってしまう間違った勉強法の1つ目は、定期テストや学校の宿題・課題を疎かにすることです。こういった人は、自分で購入した参考書や塾の勉強を最優先にしがちです。しかしながら、それらの勉強は学校の勉強を確実にこなした上で、取り組むようにしてください。
学校の勉強は、全ての勉強の根底にあります。学校の勉強をしっかりと理解し、宿題や定期テストに取り組めない人が、成績を伸ばしたり、受験において逆転合格をすることはできません。
学校の勉強や定期テスト、毎週の宿題は、勉強において最も重要な要素である基礎力を強化するために最適です。筆者も無駄なプライドがあったためか、学校の授業はほとんど聞かずに、あとで非常に苦労をしました。今思えば、学校の勉強にしっかりと全力で取り組むことが、成績を伸ばす1番の近道だったと感じています。
いきなり難しい問題から解き始める
次に紹介する間違った勉強方法は難しい問題から解き始めるという勉強法です。これは特に偏差値の高い学校に通っている人や、難関大学を志望している受験生が行いやすい勉強法になります。先ほども述べたように勉強において1番大切なのは基礎力です。
大学受験の共通テスト(旧センター試験)でも、出題される問題も多くは基礎問題です。それであれば、本来多くの受験生が8割や9割の高得点を取ってもおかしくありません。しかしながら、それだけの高得点を取ることができるのはごく一部の受験生だけです。これは、どれほど受験生の基礎力が不十分かを表していると筆者は感じています。
周りが難しい問題を解いていたり、難関大学志望で難問が出題されると言っても、現段階で勉強な苦手なみなさんには難しい問題は解けません。難しい問題に取り組んでも、途中で挫折し、全くみなさん自身の実力にならないことが明確です。したがって、最初にやるべきことは、難しい問題を解く時間を一切無くし、基礎問題を解くことを徹底することです。これが最も効率的にみなさんの成績を伸ばす秘訣になります。
すぐに参考書を変えてしまう
すぐに参考書を変えてしまう人で優秀な結果を残せる人はいません。まずみなさんに覚えておいてほしいのは、参考書はやり始めたら隅々までやりきることが重要であるという事です。
参考書をすぐに変えてしまうと、その参考書で学ぶ事は中途半端になってしまい、それまでその参考書にかけてきた時間が無駄になる恐れがあります。また、同じ分野の解説も参考書によって若干異なることも珍しくありません。すぐに参考書を変えてしまうと、こういった部分で頭が混乱してしまい、効率的に成績を伸ばすとこができなくなります。
夜中に勉強時間を稼ごうとする
本記事を読んだ皆さんは、夜中に勉強時間を稼ごうとしないでください。理由は2つです。
1つ目は、1日脳を使った後の夜中に勉強をしても効率的な勉強はできないからです。部活動などを頑張っていて、夜にしか勉強時間を確保できない場合は仕方ありませんが、基本的には朝や昼に勉強時間を確保するようにしましょう。
2つ目の理由は睡眠時間を削ることになるからです。睡眠時間を削ってしまうとその日の勉強が十分定着しないまま翌日を迎えることになってしまいます。また、翌日も睡魔を感じやすくなり、非効率的な1日になってしまうため、睡眠時間を削るメリットは1つもありません。睡眠時間が減るとメンタルにもいい影響はありません。受験生は特に、メンタルを安定させることが非常に重要で、睡眠時間を十分に取ることが精神的な安定には大切です。
食事・睡眠・運動を疎かにする
成績は伸ばすために、どのように勉強するかはもちろん大切ですが、その前に健康的な生活を送れているかがもっと大切です。不健康な状態では、ライバルたちに勉強で勝つことはできませんし、いつか精神的にも身体的にも限界がきて、長い期間勉強を頑張ることはできません。
食事では甘いものや油の多いものは避けましょう。睡眠では質も量も意識しましょう。スマホを触りすぎてしまい、睡眠時間が少なくなってしまうことは避けてください。毎日の運動も意識してください。強度の高い運動をする必要はありません。ウォーキングや自転車でも移動も運動と言えます。椅子に座っているだけでは、集中力と記憶力を高く維持することできず、非効率的な勉強になってしまいます。
効率的に勉強し、成績を大きく伸ばしたいと考えている中高生と受験生はまず、食事・睡眠・運動の習慣を見直してみましょう。
勉強が苦手な人が実践すべき正しい勉強法10選
定期テストに全力を注ぐ
定期テストに全力で取り組むことは基礎固めをするという観点からおすすめです。毎回の定期テストの内容をしっかりと習得していけば、受験をする頃には習得すべき単元を一通り学習することができるからです。
学校の授業や宿題、そして定期テストを頑張らずに自分の勉強を優先するより、学校の学習内容をその都度身に付けていくことで効率的に受験に必要とされる知識を学ぶことができます。通っている塾の勉強や自分自身で購入した参考書などの勉強は、学校の勉強をしたうえで余裕のある場合に限って進めるのが良いでしょう。
復習を必ず行う
勉強において復習は非常に大切で、勉強を始めたばかりの人や成績が伸び悩んでいる人は復習を重視して日々の勉強に励んでください。どんなに学力の高い人でも、たった一度勉強しただけですべてを暗記することはできません。何度も何度も繰り返し学ぶことで知識を定着させていきます。
どんどん新しいページや新しい問題に取り組みたい気持ちはよくわかります。しかしながら、結局勉強は「急がば回れ」です。焦って問題集や教材を進めるよりも1つ1つ復習を繰り返しながら勉強をしていく方が何倍も効率よく学力を伸ばすことができます。
復習をするときのコツは、復習する部分を自分の脳内で思い出せるレベルまで完璧にすることです。何となくでは意味がありません。本番でその程度の知識は使えないからです。問題であれば、解法を全て頭の中で瞬時に思い出せるようにしましょう。やるならとことんやることが大切です。中途半端な復習は無意味と考えてください。
復習をするのをどうしても忘れてしまうという人もいるはずです。そんな人におすすめなのは、1日の勉強を前日の復習から始める勉強法になります。筆者も実践していた方法で、朝起きたら最初に前日の復習をします。それが終わり次第、当日の勉強に入っていきます。この勉強法によって、復習を習慣化することができます。
基礎問題をまずは完璧にする
難関大学の志望者や偏差値の高い学校に通ってるみなさんにありがちなのですが、周りのライバルが難しい参考書を使っているからと言って、自分も難しい参考書を使ってしまうのは危険です。
勉強が現時点で苦手であったり、これまで勉強をしてこなかったというみなさんには、実際のところ難易度の高い問題を解くことは難しいです。したがって、周りに合わせて難しい参考書に取り組んでも、途中で挫折したり、十分に知識が定着しない可能性が高いです。
したがって、まずは基礎問題を徹底的に解き進めて、全て解けるようにしてください。受験で問われる知識のほとんどは基礎的な内容です。したがって、無理に難易度の高い問題に取り組むメリットは一切ありません。そういった難易度の高い問題は、偏差値が60や70を取れるようになった段階で初めていけば十分です。
1つの参考書をやり続ける
参考書をすぐに変えてしまう受験生は非常に多いです。周りのライバルやネットで見つけた情報に流されやすいことが原因かもしれませんが、参考書は可能な限り変えないようにしてください。参考書をすぐに新しいものに変える受験生で、成績のいい受験生はこれまで見たことがありません。成績を大きく伸ばしている受験生は、ほぼ確実に1冊の参考書を徹底的に繰り返し学習しています。
したがって、参考書は購入する時にも十分気を付けて購入する参考書を選ぶようにしましょう。自分の実力に合った難しすぎない参考書を選択しましょう。最後までやり切れる、何度も繰り返せるような参考書を選ぶことがポイントです。
間違えた問題にチェックを付ける
参考書を進める際、間違えた問題には必ずチェックを付けておくようにしましょう。参考書は1冊を5周、10周と繰り返すことで習得していきます。その時に、自分自身で簡単に解ける問題を毎回解いていては非効率的で、成績をライバルよりも早く短期間で伸ばすことは難しいです。
間違えた問題にチェックをしておくことで、次にその範囲を解くとき、どの問題をやるべきなのかを一目で判断できるようになります。毎回復習をしっかりしていれば、問題集や参考書を繰り返すたびに、できる問題は増えますから、5周目、10周目をする頃には短時間で1周を進めることができるようになっています。繰り返すたびに問題集を1周するスピードを上げていくことが大切です。
夜更かしをしてまで勉強しない
勉強を頑張ろうと思った時、夜寝る時間を遅くして勉強時間を伸ばそうとする人がいます。これは止めるべきでしょう。なぜなら、夜更かしや睡眠時間を削ることにメリットは1つもなく、デメリットしかないからです。
知識は寝ている間に定着します。したがって、ライバルたちよりも効率的に勉強を進めたいと考えている皆さんは、睡眠を充実させてください。また、睡眠時間を削った場合、翌日は睡魔と闘うことになります。そのような状態で勉強に集中できるでしょうか。結論、集中できません。日中に睡魔を感じてしまうのであれば、睡眠時間は不十分であると言わざるを得ません。勉強時間を増やす前に、睡眠時間を増やしましょう。
日々の食事に気を遣う
みなさんの体は、毎日摂取する食事で作られています。勉強を頑張るためには、脳と身体が十分に元気で活力に満ちている必要があります。食事に気を遣うことで、より健康的な体を作りましょう。
具体的には、バランスの良い食事を実践してください。炭水化物、タンパク質、野菜、果物などどれが欠けてもいけません。栄養をたくさん取ることは脳と身体に多くのエネルギーを供給することになりますから、当然勉強の質も向上することが期待できます。
糖分や油分の多い食事には気を付けましょう。ジャンクフードやお菓子は、カロリーが高く、すぐにお腹がいっぱいになりますが、栄養に乏しいため、身体に十分な栄養素が届きません。食べ過ぎには注意してください。
スマホを見ながら勉強しない
「スマホを見ながら勉強する」「すぐにSNSをチェックする」「音楽を聴きながら勉強をする」どれも成績を伸ばしたいと考えているならNGです。これらは勉強の集中を妨げるからです。
時間は有限であり、ライバルたちも必死に努力をしています。みなさんがSNSを観たり、音楽を聴きながら勉強していて、必死に勉強しているライバルに勝てるでしょうか。勝てないことは明らかです。
勉強をするときは勉強だけに集中することが、最も効率的に効果的に勉強できることは自明です。スマホをどうしても触ってしまうというみなさんは、両親にスマホを預けたり、自分の部屋にはスマホを持ち込まないなどの工夫をすると良いでしょう。
分からない所はすぐ人に聞く
参考書や問題集を進めていく中で、どうしても分からない問題が出てくるでしょう。そういった場合には、ずっと同じ問題で思い悩むことは避けられると良いでしょう。周りの人に積極的に質問し、早く理解するという姿勢が大切です。
聞く人は誰でも構いません。友人でもいいでしょうし、学校の先生でもいいでしょう。とにかく1人で抱え込まないようにしましょう。誰かに聞くことで、自分になかった視点を得ることができる場合もありますので、分からない問題に直面した時は積極的に質問するようにしましょう。
ウォーキングとストレッチの習慣
身体を動かすことは、勉強が苦手な人が効率的に日々の学習を進めるために大切な習慣であると言えます。身体を動かさないと、血流が滞り、集中力や記憶力が低下したり、精神的にストレスを抱え込んでしまう事にも繋がってきます。
こういったことを避けるためにおすすめしたいのが、ウォーキングとストレッチです。どちらも体への負荷が少ないことから、多くの人が続けやすい運動になります。
ウォーキングもストレッチも、凝った体をほぐしてくれるため、集中力や記憶力を高く維持することが可能になります。ウォーキングは、外の空気を競ることに加え、太陽光を阿木ることもできるため、リフレッシュ効果もあります。
1日5分、10分でも十分に効果が期待できますので、実践してみてほしいと思います。毎日やる必要はありません。気が向いた時に、身体を動かす習慣をつけられると良いでしょう。
最後に
みなさん、いかがだったでしょうか。今回は勉強が苦手な人に実践してほしい勉強法について解説をしてきました。いきなりすべてを実践する必要はありません。1つずつできそうなものから、習慣化していけると良いでしょう。
とはいっても、今回紹介したのはみなさんが抱えている悩みのひとつの解決にすぎません。
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本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。木村の勉強革命でした!
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