本記事を読んでくれている受験生や中高生の中には、朝起きるのが本当に苦手で、どうしてもだらだらと起きてしまうという方もいると思います。今回は、朝早く起きて勉強をするメリットを詳しく解説していきます。さらにどういったことを意識すれば、朝にライバルよりも早く起きることができるのかも説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
朝の時間を有効活用するだけで、多くのメリットを得ることができ、勉強においても効果的に日々の学習を進めることができます。「逆転合格をしたい」「最短で成績を伸ばしたい」「受験でライバルに負けたくない」このように考えている受験生と中高生はぜひ朝の時間を大切にしながら勉強に取り組んでみてください。
今回紹介している内容は皆さんの悩みを解決する一部にすぎず、数え切れないくらいの悩みを抱えているはずです。
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それでは早速本題に入っていきましょう。気になる項目へは、目次から移動することができます。
朝型と夜型はどっちがいい?
結論を先に申しますと「自分に合った方」が良いと言えます。朝型と夜型については、長年議論されてきていますが、個人の生活習慣や生体リズムによって向き不向きは異なることが研究で分かってきています。
朝型と夜型については、生まれつきの生活の傾向や遺伝的な要素によっても左右されるため、個人差が大きいと言えるでしょう。
勉強だけではなくさまざまな日常的な活動において、自分の身体に適した時間帯に活動することは、認知能力やパフォーマンスにも良い影響を与えることが判明しています。したがって、受験生や中高生の皆さんには、自分がどの時間帯に最も集中して勉強に取り組めるのか検証していく作業をしてほしいと思います。
しかしながら、あまりにも夜型の生活はデメリットも存在します。学校は基本的に午前中から始まり、受験や定期テストも一般的には午前のうちから始まります。したがって、朝に全く起きられない状態や頭が働かない状態を作ってしまうのは良くありません。夜型といっても、過度に夜ふかしをするのは避けるべきでしょう。
個人的な見解では朝型をお勧めします。朝型の優れたポイントについてはこの先で詳しく解説しているのでぜひ最後まで読んでくださいね。
そして、朝型と夜型に関わらず、最も重要なのは睡眠の質になってきます。勉強した内容の定着や翌日の集中力を考えても、十分に睡眠時間と質を確保できるようにしましょう。
また、受験生におすすめの睡眠時間についてはこちらで詳しく紹介しています。
朝型勉強のメリット6選
脳が一番元気
朝に勉強するメリットとして、最初に挙げられるのが脳が一男元気なことです。朝は脳が最もフレッシュですから、1日の中で1番元気な時間になります。
この時間に勉強をすることで、効果的な学習成果を期待できます。脳が疲れている時間に勉強をするよりも、格段に学習効率は上がるでしょう。
しかしながら、寝起きでウトウトした状態で勉強をしても、内容は頭に入ってきません。朝に勉強する場合は、身体を軽く動かしたり、太陽光を浴びて身体を目覚めさせるなどの工夫も同時にしていくことが大切です。
1日が長く感じられる
朝に勉強時間を確保することで、そうでない人に比べて1日を長く感じることができます。結果として、より多くのことを学ぶことができると言えます。
特に休日など、ついダラダラしてしまう日の場合、午前中にしっかり勉強に取り組めた受験生と、スマホをだらだらと触ってしまいほとんど勉強の進捗がない受験生では、勉強時間やその日の質に大きな差が出ることは明確ですよね。
眠くてどうしても布団から出たくないと感じる日もあるかも知れません。しかし、それはみんな同じことです。そこで、すぐに布団から出て、勉強に取り組めるかが数ヶ月に大きな差となって表れてきます。逆転合格をしたい、「ライバルに勝ちたい」「第一志望の高校や大学に合格したい」このように考えている皆さんにはぜひ朝の時間を大切にしてほしいと思います。
1日の充実度が向上する
朝に勉強をすることで1日の充実度も大きく異なります。みんなが寝ている間に勉強できたという経験により、その日一日が非常に充実しているという感覚を持つことができます。
結果として、せっかく朝に頑張ったのだから他の時間も頑張ろうというプラスの思考をすることができ、勉強においても多くのことを学ぶことができるでしょう。
そして、周りが勉強していない時間に起きて、勉強をしたという経験は、みなさんの勉強に対する自信にも繋がります。モチベーションも格段に上がることが期待されます。
だらだらせずに1日を過ごせる
朝少しでも勉強時間を確保することで、メリハリのある1日を過ごすことができます。これはなんとなくイメージできるかもしれませんが、朝の勉強によって脳と身体が目覚めますから、勉強以外の日常生活でもメリハリを持った時間を過ごせる可能性が高まります。
そうすることで、1日の充実度も向上し、満足度の高い1日となるはずです。
夜の時間に余裕をもって過ごせる
夜の時間はのんびりしたいと考える皆さんはぜひ朝の時間や昼間に勉強を頑張ってください。
受験生の中には、夜は少しゆっくりしたいと考えている方もいますよね。そのような方におすすめなのが、朝の勉強です。朝の時間帯にある程度勉強を進めておくことで、夜の時間を多少リラックスをしながら過ごすことができるでしょう。
朝に勉強しないで、夜ものんびりとしてしまうと、1日あまり勉強していない受験生になってしまうので、いずれかの時間で十分な勉強時間を確保できるようにしたいですね。
静かな環境で勉強ができる
朝は周りの人が起床していませんから、非常に静かな環境で集中して勉強をすることができます。
また、友達からSNSで連絡がくることもありませんから、脱スマホで勉強をすることもできます。友人から連絡が来るとすぐに反応してしまう人や、通知が来てないか頻繁に確認してしまう皆さんは朝早起きして勉強をすることで、スマホから離れて集中して勉強に取り組めるでしょう。
朝型人間になるコツ6選
就寝前のスマホを避ける
朝早起きするためには、質の高い睡眠を取ることが大切になってきます。そのためにも、就寝前のスマホは避けられるといいでしょう。
スマホからはブルーライトが発せられており、この光りが脳を覚醒させてしまいます。結果として、寝付きが悪くなったり、睡眠の質が低下したり、さらには記憶も定着しにくくなることもあります。
どうしても寝る前にスマホを触ってしまうというみなさんは、ブルーライトカットフィルムやブルーライトカットメガネを使用し、目にブルーライトが入ることを避ける工夫をしましょう。
スマホは可能であれば、就寝2時間前から見ないで欲しいですが、それは中々難しいことだと思います。ですので、就寝前の30分間だけはブルーライトを目に入れないようにしてください。
また、受験生の中にはスマホによって貴重な勉強時間が奪われてしまうという人もいると思います。筆者はスマホの使用時間を減らす方法も紹介していますので、合わせてご覧ください。
夕食を食べすぎない
食事の量にも注意できるといいでしょう。理由は以下の2点です。
まずは消化です。食べたものは消化されますが、消化には多くの時間とエネルギーを要します。寝る直前に食事をしてしまうと、寝ている間も胃腸が働き続けることになってしまい、結果として十分な休息をすることができなくなってしまいます。
次に寝起きです。寝起きに空腹を感じることで、目覚めやすくなることが分かっています。したがって、寝る直前にはある程度消化が進んでいる状態が理想と言えます。
こうすることで朝目覚めるタイミングで、空腹感を感じることができ、目覚めやすくなります。
カーテンを開けたまま寝る
どうしても朝起きられないというみなさんにおすすめしたい方法です。人の体と脳は一般的に、太陽光を浴びることで目覚めます。体と脳に朝がきたことを伝える必要があるということです。
この仕組みを利用することで、これまでより朝起きるのが楽になるでしょう。カーテンを開けたままにして就寝することで、朝型に太陽光が差し込みやすくなります。こうすることで、体に太陽光が当たりますから、以前より目覚めやすい環境を作ることができます。
起きた時間を記録しておく
早起きを習慣化していくために、起きた時間を記録しておくことも重要です。毎朝早起きができていれば、頑張っている状況を可視化することができ、今後のモチベーションに繋がりますよね。
一方で、なかなか早起きができていないという場合でも、それを目に見える形に残しておくことで、今後その習慣を改善していくことに繋がります。
記録を見て、もしも早起きができていないという場合には、寝る前の習慣を見直すことも必要かもしれません。記録をつけておくことで、生活習慣を改善できる可能性も高まってきます。
朝のルーティンを作る
朝のルーティンをつくることで目覚めやすくなります。ただ目覚めるだけだと、どうしても継続することが難しく感じてしまいますが、他にもやるべきことを作っておくことで、そのためにも起きようという気持ちになりますよね。
ルーティンとして具体例を挙げますと、瞑想、ストレッチ、ウォーキング、読書などが挙げられますね。こういった習慣を取り入れていけると質の高い1日を過ごすことができるでしょう。
逆にスマホやテレビ等は可能な限り見ないようにしましょう。身体を動かしたり、頭を動かすという意識が大切です。
部屋を暖めておく
起きる時間に部屋を暖めておくことで、目覚めやすくなります。エアコンなどに予約機能がある場合は、起床したい時間の少し前に暖房がつくように設定しておきましょう。
人の身体は基本的に、体温が下がってくると眠気を感じやすくなり、体温が上がってくると目覚めやすくなっています。
したがって、就寝時は身体を温めすぎることを避け、朝はエアコンなどを使用し、効果的に身体を温めることができると、質の高い睡眠を実現することができるでしょう。
朝の時間にした方が良いこと
前日の復習をする
朝の勉強でおすすめしたいのが、前日の復習です。明確にやりたいことがある場合は別の勉強でも構いませんが、筆者が最もおすすめするのは前日の復習になります。
勉強を効率的な進めるために、復習は非常に大切と言えます。復習をせずに、大きく成績を伸ばすことはほぼ不可能と言えます。
しかし、毎日復習するというのは中々難しく、復習を忘れてしまったり、どこまで復習したのか覚えていないというケースも珍しくありません。
そこで、朝起きたら、最初に前日の復習をするという習慣付けをしておくことで、漏れなく確実に復習を行うことができます。
ライバル達よりも早起きをして、前日の復習をする習慣を身につけることができれば、逆転合格や第一志望合格に大きく近づくことができます。
その日の目標を決める
朝は1日のスタートですから、目標を決めることも大切です。目標とは言っても、「何の科目を勉強する」「どの分野を勉強する」など大まかな目標でも構いません。
大雑把な目標であっても、何をしたいのか朝の段階で確認することができれば、そうでない場合と比べて効果的かつ充実した1日を過ごすことができます。
せっかく早起きをしたのですから、目標もなく何となく過ごすのではなく、その日立てた目標に向かってメリハリを持って取り組みたいですよね。
身体を動かす
朝の時間を充実させるためにも、起きたら身体を動かす習慣をつけて欲しいと思います。身体を動かすメリットは大きく分けて、次の2つです。
まず、身体を動かすことで脳を目覚めさせることができます。血流が増加しますから、脳の働きが活発になり、記憶力や集中力の向上につながります。勉強で効率的に成果を出していくためにも、身体を動かすことは重要と言えそうですね。
次に、心身の健康にも繋がります。身体を動かすことで、メンタルの安定に繋がることが多くの研究で証明されています。鬱の傾向にある方も運動を日常的に続けることで、その傾向が減少していくということも明らかになってきています。
勉強にストレスは付き物で、特に受験生であれば大きなプレッシャーやストレスとも向き合って勉強をしていく必要があります。そういった状況ですから、余計にみなさん自身のメンタル状況を注視していくことが必要です。
身体動かすと言っても、ランニングやダッシュなどの強度の高い運動をする必要はありません。ストレッチ、ウォーキングなどでも大きな効果を得られます。筆者のおすすめはウォーキングです。朝起きたらすぐに着替えて、5分から10分ウォーキングをできると大きなメリットを得られます。
効果的なウォーキングのコツやウォーキングに重要なグッズはこちらで紹介しています。
5分間の瞑想をする
朝起きたら5分間の瞑想も取り入れることで勉強に集中しやすい状態をつくることができます。
瞑想をすることで、メンタルの安定や落ち着きに繋がります。勉強をする上で、メンタル的に不安定ですと、どうしても効果的な学習をすることは難しいと言わざるを得ません。勉強に集中できる状態を作るためにも、瞑想をして精神を整えることが重要です。
また、瞑想は寝る前に行うこともおすすめです。就寝前に瞑想をすることで、睡眠の質が向上することがわかってきています。睡眠の質を高めたい方や、不眠に悩む方はぜひ5分間の瞑想を就寝前に取り入れてみてはいかがでしょうか。
すぐに着替える
朝の時間を充実させるために、すぐに着替える習慣をつけましょう。すぐに着替えることで、勉強に対するモチベーションを上げることができます。
一方でいつまでも部屋着などのベッドに入れる格好でいることは避けるべきでしょう。いつでも布団に入り直すことができてしまいますから、なかなか身体を目覚めさせることができません。
以上で紹介した他にも皆さんに身につけて欲しい習慣はたくさんあります。こちらで皆さんに身につけて欲しい最高の習慣化の方法を紹介しています。
朝の時間にしない方が良いこと3選
スマホとテレビをみる
朝にやってほしくないことの一つ目はスマホとテレビです。スマホとテレビには多くの情報が溢れていることから、それを見ることで脳が疲弊してしまいます。せっかく脳が元気な状態なのに、スマホとテレビによってそれが損なわれるのは非常に勿体ないです。
また、一般的にスマホやテレビにはマイナスな感情を持たざるを得ない情報も多く紹介されています。ニュースなどがその典型ですね。こういった情報に多く触れると、1日をマイナスな感情を持ったまま過ごすことになります。
多くのタスクを課す
朝は1日の中で最も元気ではありますが、そうは言っても朝です。やることはシンプルな内容にすることをおすすめします。そういった意味でも、前日の復習をすることはメリットが多いと言えます。
多くのタスクを課してしまうと、達成できない可能性が高まりますよね。目標を達成できないと、勉強に対するモチベーションが低下してしまうこともあります。
したがって、朝の勉強はシンプルかつ達成しやすい内容にすることがポイントです。難しい内容は朝イチにあえてやる必要はありません。
結果を求めすぎる
先程と似た内容ではありますが、結果を求めすぎることは避けましょう。朝しっかりと起きている時点で、すごいことです。多くの中高生や受験生は睡魔に負けて二度寝を選んでしまうからです。
起きている時点で偉いわけですから、勉強の内容は簡単で少量でも構いません。結果を求めすぎてしまうと、達成できなかった時のモチベーションの低下が大きくなってしまいます。さらに、その状態が続くと、朝起きるという習慣を継続することが苦となってしまい、習慣化できずに終わってしまうこともあります。結果は求めすぎず、朝イチ起きている自分自身をしっかり認めてあげましょう。
最後に
みなさん、いかがだったでしょうか。今回は朝型の勉強のメリットと早起きのコツについて解説をしてきました。早起きには大きなメリットがあり、習慣化できれば勉強においてだけでなく、様々な場面で沢山の効果を実感することができます。
「逆転合格をしたい」「受験でライバルに勝ちたい」「第一志望の高校や大学に絶対合格したい」と考えているみなさんには、ぜひ朝の時間を大切にしてほしいと思います。
しかしながら、最も大切なのはみなさんがどの時間に最大限の集中力を発揮できるかです。自分自身と向き合いながら、勉強に集中できる時間帯を考えていけるといいでしょう。
勉強の内容だけではなく、どのように勉強を頑張る環境を整えていくのか、というのも効果的かつ効率的に学習成果を出すためには重要です。
とはいっても、今回紹介したのはみなさんが抱えている悩みのひとつの解決にすぎません。
筆者が運営する木村学院では、本気の生徒様を募集しています。
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みなさんが目標を達成し、夢を叶えていくことを心から願っています。本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。-木村の勉強革命-でした!
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