受験期になると机と向き合う時間が長くなり、外に出る機会は少しずつ減ってくると思います。筆者も受験期は、それまでと比べると外に出る時間は極端に短くなったという記憶があります。これは多くの時間を勉強する事に使えているわけですから、受験生にとっては良いことであると言えるでしょう。
しかしながら、それは外に出る機会が減少し、太陽の光を浴びる機会が減ったという事を表しています。本記事では、太陽光を毎日朝起きたら浴びることで得られるメリットをご紹介します。受験生はこの記事を最後まで読むことで、太陽の光を朝浴びることがどれだけ重要かを学び、日常生活に取り入れてほしいと考えています。
今回紹介している内容は皆さんの悩みを解決する一部にすぎず、数え切れないくらいの悩みを抱えているはずです。
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朝起きてすぐに太陽を浴びるためには早起きする必要があります。早起きの方法はこちらで解説しているので合わせてご覧ください。
それでは早速本題に入っていきましょう。
朝に太陽光を浴びる重要性5選
ビタミンDの生成を促す
朝の太陽光を浴びることで、ビタミンDの生成を促すことができます。それでは、ビタミンDの効果について説明します。
ビタミンDの効果
ビタミンDはカルシウムとリンの吸収や代謝に大きな影響を及ぼしているほか、癌の予防にも効果的であることが分かってきています。ビタミンDは主に腸でカルシウムとリンの吸収を促進します。これにより、強い骨の形成、歯の健康、筋肉の正常かつ健康的な機能が維持されます。
骨はカルシウムとリンにより、強く健康な状態が維持されます。これをサポートするのがビタミンDです。ビタミンDは骨の強度と硬度を保つのに役立ちます。ビタミンD不足が続くと、骨の形成が阻害されるようになります。結果として、骨粗しょう症、骨軟化症などの問題が発生する恐れがあります。
また、一部研究では、ビタミンDが特定のがんの発がんリスクを低減させる可能性があるとされています。したがって、健康を考えるにあたってビタミンDがとても重要であるという事が言えます。
ビタミンD生成方法
ビタミンDの主な生成経路は次の2つです。1つ目は皮膚での合成、2つ目は食事からの摂取です。それぞれについて詳しく解説していきます。
まずは皮膚での合成についてです。太陽光によって皮膚にある7-デヒドロコレステロールが活性化され、ビタミンD3(コレカルシフェロール)に変化します。この反応は紫外線B(UVB)を浴びることで進行します。最初の段階は主に皮膚で行われますが、その後、肝臓と腎臓で活性な形態である1,25-ジヒドロキシビタミンD(カルシトリオール)に変換されます。ここまでの反応が進行することでビタミンDが体内で私たちの健康を支える働きをしてくれます。
次に食事からの摂取についてです。ビタミンDは食事からの摂取も可能です。具体的には魚、卵黄、キノコ、牛乳、ビタミンD強化製品などが豊富に含まれています。これらの食材を日常的に取り入れることビタミンDが生成されます。しかしながら、食事からビタミンDを摂取するのは難しいとされています。これはビタミンDを豊富に含む食材が限られているためです。毎日、十分量のビタミンDを摂取できないというみなさんは、ビタミンDのサプリメントを定期的に摂取することも検討してみてください。
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メンタルの安定効果
太陽光を浴びることで、体内でセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。「幸福ホルモン」と呼ばれることもあるセロトニンにより、気持ちが安定したり、精神的にリラックスすることができます。また、毎日太陽光を十分浴びることでうつ病や不安障害の症状軽減にもつながると言われるほど効果は抜群です。
太陽光には体温を上昇させる効果もあります。体温が上昇することで、リラックス状態になることができ、メンタルの安定に繋がるとされています。ストレスの軽減やメンタル安定のためにも可能な限り、太陽光を浴びるようにしましょう。その際、外気に触れることもできます。屋外で活動することで、自然に触れたり、新鮮な空気を吸うことができ、メンタルの安定に繋がります。
生活リズムの調整
体内時計や生体リズムは日の光を浴びることで調整されています。太陽光を浴びることで、視神経を経由して脳に信号が送られます。これにより、体内時計はリセットされ、朝が来たと身体が認識します。朝に十分な量の光を浴びることで、体内時計は正確にリセットされ、1日を活動的に過ごすことができます。
逆に朝起きて十分な太陽光を浴びることができないと、身体は朝になったことを認識できず、夜だと錯覚したままになってしまいます。受験生は特に生活リズムが崩れてしまいがちなので、朝に太陽光をしっかり浴びることで、生活リズムを安定させましょう。
太陽光はメラトニンという睡眠ホルモンにも影響を与えます。日中に十分な量の太陽光を浴びることで、夜になるとメラトニンの分泌が増加し、自然と眠気が引き起こされます。これにより、生活リズムが整い、健康的な睡眠をとることができるようになります。一方で、メラトニンが十分に分泌されないと適切な時間に睡眠をとることが難しくなり、生活リズムが崩れることに繋がるので、注意しましょう。
太陽光を浴びると24時間周期の生体リズムであるサーカディアンリズムも適切に維持されます。これにより、体内のバランスも保たれ、精神的かつ身体的な安定に繋がります。太陽光により、脳の覚醒中枢という部分も刺激され、活性化します。これにより、日中を活動的でエネルギッシュに過ごすことができます。受験生にとっては、日中に活動的に勉強に打ち込むことが非常に大切ですから、朝に太陽光を浴びることには多くの利点があると言えます。
免疫機能の向上
太陽光を浴びることが免疫機能の向上に繋がる理由は、ビタミンDが生成されるからです。太陽光による紫外線(UVB)の刺激を受けることで、皮膚に存在する7-デヒドロコレステロールがビタミンD3に変換されます。このビタミンD3は、肝臓で25-ヒドロキシビタミンDに変換され、最終的に腎臓で1,25-ジヒドロキシビタミンDに変換されます。生成した1,25-ジヒドロキシビタミンDが、免疫細胞の機能を調整し、炎症の抑制や感染対抗力の向上に寄与します。1,25-ジヒドロキシビタミンDは免疫調整にも関与しており、T細胞やB細胞といった免疫細胞の活性化や増殖を促進して、感染症に対する抵抗性を向上させます。このような理由から、太陽光を十分に浴び、体内で十分なビタミンDを生成することは免疫機能の向上にも大いに関わっています。
睡眠の質の向上
太陽光を浴びることで、体内時計が正確に調整されます。特に朝の明るい光を浴びることで、覚醒中枢が活性化します。これにより、体内時計が昼間は覚醒状態に、夜間は休息状態に調整され、生体リズムが整います。太陽光はメラトニンという睡眠ホルモンの分泌も調整します。夜間になると光が減少し、これがメラトニンの分泌を促進します。メラトニンは身体を休息モードにする役割を果たし、良質な睡眠をサポートしてくれます。
太陽光を浴びることで、昼間の活動が促進され、夜に睡眠しやすくなります。これにより、睡眠リズムが整い、同じ時間に寝る習慣ができるため、健康的な睡眠リズムを構築することができます。さらに、太陽光を浴びることはリラックスやストレスの軽減にも密接に関与しているため、これが質の高い睡眠にも繋がります。
太陽光を浴びる時間とタイミング
太陽光を浴びるタイミングと時間は、朝に15分程度の時間を取ることが最もおすすめです。体内時計を整えるためにも朝に十分な太陽光を浴びることが大切です。また、午前中は紫外線の量も比較的少ないため、太陽光を浴びるタイミングとしてはベストと言えそうです。
あまり日焼けをしたくないという方は、帽子や日焼け止めをあらかじめ準備しておけるといいでしょう。余裕のある方は、太陽光を浴びながら、軽い運動を取り入れることもおすすめです。運動をすることで、血流も良くなり、心身の健康促進に繋がります。散歩やストレッチを取り入れると良いでしょう。
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最後に
みなさん、いかがだったでしょうか。
今回は、朝起きてすぐに太陽を浴びることで受験生の1日の勉強の質は大きく変わる理由について詳しく解説をしてきました。受験生は室内で生活することが多くなり、太陽光を浴びる機会も減るのではないかと思います。意識的に太陽光を浴びるという事が大切でしょう。また、勉強を夜遅くまで頑張ることで、生活リズムも崩れがちです。朝にしっかりと太陽光を浴びることで、体内時計を正常な状態に維持できるようにしましょう。
とはいっても、今回紹介したのはみなさんが抱えている悩みのひとつの解決にすぎません。
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本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。-木村の勉強革命-でした!
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